シードラゴン
☆ウィーディーシードラゴン(Weedy Seadragon)
別名:コモンシードラゴン
(Common Seadragon)
トゲウオ目・ヨウジウオ科・ヨウジウオ亜科
オーストラリアの南部、
タスマニア沿岸に分布。
西オーストラリアでは、
北はGeraldtonから南西部沿岸まで
幅広く分布する。
最大46cm
☆リーフィーシードラゴン(Leafy Seadragon)
トゲウオ目・ヨウジウオ科・ヨウジウオ亜科
ビクトリア州、南オーストラリア州、
西オーストラリア州に分布。
西オーストラリアの北限はDongara.
最大43cm
シードラゴンは葉っぱや海藻に似せた器官で体全体が覆われており、カモフラージュしながら自分の身を守っています。
タツノオトシゴやヨウジウオの仲間であり、 タツノオトシゴと同じように、シー ドラゴンはオスが卵を孵化させます。
タツノオトシゴが持つ袋状の育児嚢はありませんが、 ヨウジウオのように皮膚の襞の間のくぼみに卵塊を保持します。 ダイバーは卵を外から観察する事が出来ます。
オスが卵を孵化させ、約4〜6週間後に稚魚を海に放ちます。
シードラゴンはプランクトンや小さな甲殻類をエサにしています。 天敵ははっきり分かっていません。
しかしペットとして飼う目的で、心ないダイバーによって捕獲されているのが現状です。 現在、オーストラリア政府はシー ドラゴンを保護していますが、個体数の減少が続き、残念ながら準絶滅危惧種として登録されています。